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教養講座
 
続・出土資料からみた三国志と三国時代
 
(チラシ用画像) 関尾史郎
東洋文庫研究員
新潟大学人文社会科学系フェロー
(講師顔)
 東京国立博物館で開催された特別展「三国志」に象徴されるように、正史の三国志を中心として進められてきた三国時代史の研究は、出土資料の急増により大きく変わろうとしています。本講では、長沙走馬楼呉簡など三例を選び、資料を紹介するとともに、三国志の記述との比較対照を試みながら、実相について受講者とともに考えていきたいと思います。

 【講座コード】 91003
 【金額】 11,600円(友の会会員10,440円)
 【持ち物】 特になし。講義資料は当日配布。参考資料は受講者用意(関尾『三国志の考古学』、東方選書)。
 【講座期間・曜日】 2019年10月5日〜2019年10月26日 土曜日

【カリキュラム】
第一回2019年10月5日土曜日15:00〜16:30教室:7階会議室(大)呉の地方行政と地域社会――長沙走馬楼呉簡(七万点以上という膨大な簡牘
を読み解きながら考える)
第二回2019年10月12日土曜日15:00〜16:30教室:7階会議室(大)諸葛亮の「北伐」と涼州――河西地域出土の画像磚・壁画(図像資料に描かれた非漢族の姿から、「涼州諸国王」の実体を探る)
第三回2019年10月19日土曜日15:00〜16:30教室:2階講演室魏と中央アジア――トゥルファンの墓誌と敦煌の鎮墓瓶(後代の出土資料から魏の対中央アジア政策を考える)
第四回2019年10月26日土曜日15:00〜16:30教室:7階会議室(大)陳寿の思い(正史・三国志の著者である陳寿の思いを,第三回の結論を踏まえて解明する)

 

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