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教養講座
 
ユーラシアの石人―地中海から東アジアまで
 
(チラシ用画像) 林俊雄
東洋文庫研究員
(講師顔)
 ユーラシア各地には、様々な時代に、人間の形を抽象的あるいは具象的に表現した石像が作られ、立てられました。新石器時代初頭にトルコ東南部に出現した石像から、青銅器時代の地中海と西アジアに広く分布する石像、中世・近世のテュルク系草原遊牧民が立てた石像まで、人々がそれらに託した思いを探ります。

 【講座コード】 91006
 【金額】 17,400円(友の会会員15,660円) 単発受講可
 【持ち物】 特になし
 【講座期間・曜日】 2019年10月8日〜2019年12月17日 隔週火曜日

【カリキュラム】
第一回2019年10月8日火曜日14:00〜15:30教室:7階会議室(大)トルコ東南部のギョベクリ・テペで発見された巨大石像は、今から1万年以上前のものと判定され、人類史の常識を覆すことになった。
第二回2019年10月22日火曜日14:00〜15:30教室:7階会議室(大)マルタ島の女神像はミュケナイ文明から伝わったのか、それとも青銅器時代の地中海全域に分布する石像と結びつくのか。
第三回2019年11月5日火曜日14:00〜15:30教室:7階会議室(大)草原の騎馬遊牧民スキタイ・サルマタイの石像のルーツはモンゴルの鹿石か、それともペルシアやギリシアか。
第四回2019年11月19日火曜日14:00〜15:30教室:7階会議室(大)突厥(テュルク)の石像は、誰を表しているのか、殺された敵か、被葬者本人か、従者か。
第五回2019年12月3日火曜日14:00〜15:30教室:7階会議室(大)テュルクの石像は、初期のものは男性のみだが時代が下ると女性像も登場し、ほぼ半々になる。それはなぜか。
第六回2019年12月17日火曜日14:00〜15:30教室:7階会議室(大)テュルクが石像を立てる風習はイスラームの浸透ともに消滅したかのように見えるが、底流ではずっと続いていた。

 

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