教養講座 |
文字世界からみる文化と文明の歴史 |
鈴木董 |
東洋文庫研究員、東京大学名誉教授 |
2019年10月7日〜12月16日 |
グローバリゼーションの進展するなかで、多文化共存の必要性が説かれています。しかし、他方では、文化摩擦もめだちつつあります。本講では、人類の文化と文明の定義からはじめて、文化の拡がりを文字に着目してとらえ、文字世界としての大文化圏の変遷をたどり、現代世界に....(続きを見る) |


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体験・ものづくり講座 |
イランの芸術 ペルシア書道に親しむ「ナスタアリーク書体の基礎」 |
角田ひさ子 |
拓殖大学言語文化研究所講師 |
2019年10月6日〜12月15日 |
初めてのかたは葦筆作りから始めます。継続のかたはペルシア書道の楷書にあたる「ナスタアリーク書体」の基礎を学びながら、一行書き、二行書きの詩を書く練習をします。文字を知らない方も書は初めてのかたもまったく心配いりません。一緒に楽しく書いていきましょう。 |


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教養講座 |
ユーラシアの石人―地中海から東アジアまで |
林俊雄 |
東洋文庫研究員 |
2019年10月8日〜12月17日 |
ユーラシア各地には、様々な時代に、人間の形を抽象的あるいは具象的に表現した石像が作られ、立てられました。新石器時代初頭にトルコ東南部に出現した石像から、青銅器時代の地中海と西アジアに広く分布する石像、中世・近世のテュルク系草原遊牧民が立てた石像まで、人々....(続きを見る) |


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体験・ものづくり講座 |
初歩の水墨画講座(『百花詩箋譜』を描く)Ⅲ |
伊藤忠綱 |
二松学舎大学非常勤講師 |
2019年10月12日〜2020年1月25日 |
『百花詩箋譜』は光緒年間に張兆祥によって百枚の花が描かれた便箋です。実際に使用されることは少なく、鑑賞用として出版されてきました。今回の講座では彩色、線描、没骨筆の技法を用いてこの『百花詩箋譜』を臨模し、最終日には線装本もしくは折り帖に仕立てたいと思いま....(続きを見る) |


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体験・ものづくり講座 |
イスラーム美術の細密画 |
青木節子 |
トルコ細密画と文化史の会 |
2019年10月28日〜12月23日 |
イスラーム美術の細密画(ミニアチュール)は、14世紀から18世紀に写本の挿絵として盛んに描かれました。伝統的な技法により紙を紅茶で染め、金泥、銀泥、不透明水彩を用いて花や文様等のモチーフを色づけながら技法を学び、細密画の模写へと進みます。絵筆を持ったこと....(続きを見る) |


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語学講座 |
アイヌ語で読むカムイユカㇻ |
吉川佳見 |
国立国語研究所 非常勤研究員、千葉大学大学院生(博士後期) |
2019年12月21日〜12月22日 |
本講座では、中川裕・中本ムツ子(2007)『カムイユカㇻでアイヌ語を学ぶ』(白水社)をテキストとして使用し、アイヌ語の基本的な文法や世界観を学びます。 |


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体験・ものづくり講座 |
イスラーム美術の細密画 |
青木節子 |
トルコ細密画と文化史の会 |
2020年1月27日〜5月25日 |
イスラーム美術の細密画(ミニアチュール)は14世紀から18世紀に写本の挿絵として盛んに描かれました。伝統的な技法により紙を紅茶で染め金泥・銀泥・不透明水彩を用いて花や文様等のモチーフを色付けながら技法を学び、細密画の模写へと進みます。絵筆を持ったことのな....(続きを見る) |


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教養講座 |
知の宝庫-日本及び中国古代の図書館から現代の図書館に至るまで |
池田勇 |
元二松学舎大学 非常勤講師 |
2020年1月31日〜2月28日 |
古代日本に、中国大陸から仏教や製紙法がもたらされ、奈良時代には図書寮ができ、日本における知の宝庫である図書館の歴史が始まります。その後、近世になって活字印刷術が伝えられ、写本の時代から印刷本の時代へと変化していきます。明治時代になって西欧の図書館思想の影....(続きを見る) |


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教養講座 |
聖獣グリフィンの誕生と伝播 |
林俊雄 |
東洋文庫研究員 |
2020年2月11日〜4月21日 |
百獣の王ライオンと、最強の猛禽鷲を合体させた空想上の聖獣グリフィンは、いつごろ、どこで、どのようにして、どのような姿で生まれ、そしてどのように広まっていったのでしょうか。メソポタミアから地中海世界へとその足跡を追います。 |


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体験・ものづくり講座 |
イランの芸術 ペルシア書道に親しむ「ナスタアリーク書体の基礎」 |
角田ひさ子 |
拓殖大学言語文化研究所講師 |
2020年2月7日〜4月17日 |
日本ではあまり知られていないイランの芸術「ペルシア書道」を身近に体験できる講座です。ペルシア書道の楷書にあたる「ナスタアリーク書体」の基礎を学びながら、一行書き、二行書きの詩を書く練習をします。文字を知らない方も書は初めてのかたもまったく心配いりません。....(続きを見る) |


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教養講座 |
一味ちがう「大清帝国展」を愉しむために~政治から食物まで~ |
石橋崇雄 |
東洋文庫研究員 |
2020年2月8日〜4月18日 |
清朝は政治から文化に至るまで広く現代中国の多様性を生み出しました。その統治者は天朝の伝統を継承する中国皇帝であると同時に、モンゴル帝国の伝統を継承する遊牧社会の君主でもありました。清朝にはまたヨーロッパ世界との関わりにも独特な特色が見られます。一味違う清....(続きを見る) |


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体験・ものづくり講座 |
初歩の水墨画講座(『百花詩箋譜』を描く)Ⅳ |
伊藤忠綱 |
二松学舎大学非常勤講師 |
2020年2月8日〜4月25日 |
『百花詩箋譜』は光緒年間に張兆祥によって百枚の花が描かれた便箋です。もっとも実際に便箋として使用されることはあまりなく、鑑賞用として出版されたようです。今回の講座では彩色、線描、没骨筆の技法を用いてこの『百花詩箋譜』を臨模し、最終日には線装本に仕立てたい....(続きを見る) |


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教養講座 |
漱石の漢詩と近代:初期(洋行以前)の作を中心に |
黒田眞美子 |
元法政大学教授 |
2020年2月13日〜4月23日 |
漱石は、二百首を超える漢詩を詠みました。それも近代を代表すると言って過言ではない詩篇を。近代化を急ぐ時代の波に翻弄されながら、なぜ漢詩創作が可能になったのでしょうか。本講座では、洋行以前の作を対象に、時代状況をも勘案しながら、その特質と魅力を考察します。....(続きを見る) |


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教養講座 |
モンゴル帝国から大清帝国へ |
宮脇淳子 |
東洋文庫研究員 |
2020年2月15日〜5月16日 |
モンゴル帝国の一部だった元朝がシナ本土からモンゴル高原に撤退したあとの北元史こそ、講師の夫・故岡田英弘が開拓した研究分野で、講師が専門とする最後の遊牧帝国ジューンガルは、これを継承したものです。現在の新疆・チベット問題につながる大清帝国史を、モンゴル帝国....(続きを見る) |


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教養講座 |
聖徳太子の虚像と実像 |
榊原史子 |
成城大学民俗学研究所研究員 |
2020年2月17日〜5月18日 |
数々の超人的な伝承に彩られた聖徳太子は、信仰の対象ともなってきました。しかし、太子の実像は、謎に包まれており、その実像や人々に与えてきた影響については、さまざまに議論されています。聖徳太子の実像や人々に与えた影響、信仰について考え、太子を取り巻く日本文化....(続きを見る) |


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体験・ものづくり講座 |
エブル(トルコのマーブリング)体験講座 |
高坂雅子 |
エブルの会 |
2020年3月7日〜3月7日 |
エブルは、オスマン帝国で花開き、ヨーロッパに伝わって「マーブリング」と呼ばれるようになったトルコの伝統的紙装飾芸術です。本講座では、書の装飾、本の装丁等で知られるマーブル紙作りを体験して頂きます。水面に顔料を散らし、錐や櫛で模様を作って紙に写しとる。水の....(続きを見る) |


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教養講座 |
朝鮮出版文化概説 |
藤本幸夫 |
東洋文庫研究員 富山大学名誉教授・麗澤大学客員教授 |
2020年3月21日〜3月22日 |
日本は古代より深甚な朝鮮文化の影響を蒙ってきましたが、その中心をなす印刷文化でも同様です。新羅・高麗・朝鮮の出版文化を概観しますが、前二者の伝存資料は希少であるため、第三者を中心とし、活字印刷・内賜本・刻手・唐本や和刻本との関係など、朝鮮出版文化の特徴を....(続きを見る) |


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